『せっとく！委員長』は、卒業間近の3月を舞台に、不登校のクラスメイトを説得し、クラス全員で卒業式を迎えることを目指す物語です。
主人公は、真面目で責任感の強いクラス委員長・宥芽（なだめ）ちゃん。彼女が不登校のニイトくんと日々会話を重ねる中で、「説得」という行動が少しずつ変化していく展開が本作の醍醐味です。初めは健全なシミュレーションゲームとして進行しますが、次第にエロスが絡み、全く違う様相を見せ始めます。

本作の核心は、会話を通じて説得を進める「せっとくパート」です。毎ターン表示される4つの選択肢から自由に話題を選び、ニイトくんとの関係を深めていきます。
選択肢は9種類もの話題が用意され、それぞれに数百ものバリエーションが含まれています。同じ話題でも選ぶタイミングや宥芽ちゃんの状態によって内容が変化するため、リプレイ性が非常に高く、何度でも楽しめる構造になっています。

さらに、このゲームのユニークな特徴として、エッチな行為が説得の効果を高める「バフ」として機能します。例えば、恥じらいながらパンツを見せつつ話をすることで、通常では成功しづらい選択肢でも効果が劇的にアップします。
ただし、エロ行為そのものが直接的な目的ではなく、あくまで説得の補助手段として活用される点が新鮮で、プレイヤーの駆け引きが楽しめる仕組みです。

本作のエロスは、単なる刺激的なシーンに留まらず、物語やキャラクターの成長（堕落）と密接に結びついています。
最初はニイトくんの無理なお願いに困惑しながらも、彼の必死さに押されて少しずつ受け入れていく宥芽ちゃん。やがて、彼女の態度や行動が大胆になり、快楽に抗えなくなる様子がじっくりと描かれています。特に、恥じらいから快楽への移行過程は非常に丁寧で、プレイヤーの没入感を高めています。

また、グラフィックは全編モノクロで描かれており、淫靡で妖艶な雰囲気を演出。恥じらいながらエッチな行為に応じる宥芽ちゃんの表情変化が細やかに描かれており、プレイヤーの興奮を大いに引き立てます。序盤の控えめな態度と、終盤の完全に堕ちた後のギャップも見どころのひとつです。

『せっとく！委員長』は、真面目なシミュレーションゲームとエロスを絶妙に組み合わせた作品です。選択肢を通じて説得を進めるという緊張感と、エッチな行為で説得効果が変化するというユニークな要素が融合し、唯一無二のプレイ体験を提供しています。
モノクロHCGによる独特の雰囲気や、宥芽ちゃんの快楽堕ちをじっくりと楽しめる構成は、多くのプレイヤーに満足感を与えるでしょう。説得ゲームとしての面白さと、背徳感のあるエロスを両方楽しみたい方に、ぜひおすすめの一作です。

　宥芽ちゃんが真面目な態度から、少しずつニイトくんのお願いに応じていく姿がリアルで興奮しました。最初は嫌々でも、最後には自分から快楽を求めるようになる過程が丁寧に描かれていて文句なしの出来栄えです！

　説得というテーマが斬新で、エッチな部分だけじゃなく普通の会話も面白いんです。話題の種類が豊富で差分も多いから、繰り返しプレイしても飽きませんでした。説得の過程で少しずつ淫乱度が上がる変化もたまりませんね。

　モノクロの絵柄だからこそ、淫靡さが際立っていました。宥芽ちゃんの恥じらう表情や、快楽に堕ちていく顔つきの変化がエモすぎて、つい見入ってしまいました。アヘ顔好きにはたまらない演出もあって大満足です。

　単なるエッチシーンだけじゃなく、行為が説得に直結しているのが新鮮でした。パンツを見せながら話したり、スカートを自分で捲るなんて、エロで説得力を補強する発想が天才的！どの選択肢も試したくなるゲームデザインです。

　ただのエロゲじゃなくて、ゲームとしてしっかり楽しめるのが良かったです。ニイトくんの好みを探って説得を進めていくプロセスが面白いし、エンド分岐もいくつかあるから遊びごたえがありました。

　宥芽ちゃんが次第に快楽に抗えなくなる流れが、じっくり描かれているのが好きです。序盤の清楚な雰囲気と、後半の大胆な態度のギャップがたまりませんでした。